新入社員研修 究極の真実〜その二



 再び、「明日、会社を辞めようの会」の会員Iさんへのインタビューの続きです。

 自社工場での研修となったIさん。その工場内での研修の様子や、自身の今後のキャリアのあり方などについてお話を伺いました。



(辞めようの会)「どうも〜。お久しぶりですね。」

(Iさん)「どうも、いつもお世話になっておりま〜す。いや〜、それにしても、最近、暑いですね〜!」

(辞めようの会)「やっぱり、温暖化の影響なんですかね。」

(Iさん)「そうかもしれないですね〜。工場の中は蒸し風呂ですよ!」

(辞めようの会)「ホウ。工場で勤務されてるんですか?」

(Iさん)「いいえ。まだ、研修中なもんで。工場で研修を受けてます。」

(辞めようの会)「工場はどんなもんですか。」

(Iさん)「いや〜。もう労務者だらけですよ。」

(辞めようの会)「現場を知るという意味で工場の研修を受けているですかね?」

(Iさん)「ええ。そうだと思います。いわゆる、“三現主義”ってやつですよ。現場、現実、現物を調べて対策する、というやつです。ウヒヒ。」

(辞めようの会)「いいですね〜。どんどん社会人として成長されてらっしゃいますね。」

(Iさん)「いえいえ。私なんて、まだまだですよ。もっと、どんどん勉強して、早く経営者にのし上がりたいですね。」

(辞めようの会)「工場の1日のスケジュールはどんな感じでしたか?」

(Iさん)「基本的に、工場は24時間稼動しています。人の方は8時間ずつ、三つのシフトに分かれています。きゃっきゃ。」

(辞めようの会)「三交替制というやつですか。」


工場の勤務スケジュール
早番6:00〜14:00
遅番14:00〜22:00
夜勤22:00〜6:00


(Iさん)「そうです。私どもの工場では三交替制です。」

(辞めようの会)「夜勤は大変じゃなかったですか?」

(Iさん)「大変でした。(泣)いきなり、勤務時間が8時間ずれるわけですから。体内時計がおかしくなりますね。へへ。」

(辞めようの会)「夜勤ですと、昼間寝て、夜働くという感じですかね?」

(Iさん)「そうですね。ただ、夜勤の初日だとその前までは遅番だったので体のリズムが合わなくて、なかなか寝られないわけですよ。」

(辞めようの会)「そりゃあ、しんどいですなあ。居眠りをして上司からどやされるということはなかったですか?」

(Iさん)「居眠りは無かったですね。基本的に、デスクワークじゃなくて肉体労働なのでそんなに眠くならなかったですね。」

(辞めようの会)「工場内勤務における印象的なエピソードとかってありますか?」

(Iさん)「工場勤務では、私自身、マシンと化していて感情を持っていなかったのでエピソードなどはあまり覚えていませんね。工場勤務では考えたら負けです。」

(辞めようの会)「自分自身が機械の一部になって、疎外されているという感情を持ったりしませんでしたか?」

(Iさん)「完全に機械の一部になっていたので、感情などありませんでしたよ!むしろ、感情を残したまま、仕事をしたら精神がやられてしまいますよ。」

(辞めようの会)「役割に徹するというスタンスですかね?」

(Iさん)「ええ。馬鹿でも出来る単純作業を延々と繰り返すわけです。」

(辞めようの会)「ライン作業だったんですか?」

(Iさん)「いいえ。ライン作業ではないです。不良品の選別作業です。」

(辞めようの会)「製品は具体的にどのようなモノですか?」

(Iさん)「製品はパソコンの部品です。」

(辞めようの会)「不良品の選別作業の職人になろうという決意はお持ちですか?」

(Iさん)「まったくありません。むしろ、早く経営者になりたいです。」

(辞めようの会)「経営者になるには、日本の会社の場合ですと、企業別組合の力が依然として強いようですが、やっぱり、Iさんの会社においても、組合と仲良くするということは重要になってくるんでしょうか。」

(Iさん)「重要になってくると思います。組合の協力がないと、人事制度がスムーズに機能しないと思います。例えば、会社がある社員を異動させようと思ったとき、組合と敵対的な関係になると、組合が反対して異動がうまく出来ないわけです。」

(辞めようの会)「マネジメントで組合が関係してくるわけですね。」

(Iさん)「そうです。特に、人材の部分で関係してきます。まあ、組合も腐敗してるんですけどね。へへ。」

(辞めようの会)「具体的にはどのように腐敗しているんですか。」

(Iさん)「組合は、正社員から組合費を毎月徴収しています。給料天引きです。その組合費で、組合のお偉方は豪遊していると先輩社員が言っていました。ケシカラン!」

(辞めようの会)「豪遊?赤坂の料亭、クラブの類ですか?」

(Iさん)「料亭、クラブにも行ってるみたいですし、パワーゴルフにも行ってるみたいです。」

(辞めようの会)「しかし、Iさんが経営者になろうという気概をお持ちであるならば、やっぱり、ゴルフなどの遊びは、たしなんでおく必要があるんじゃないですか。」

(Iさん)「ええ。ゴルフは避けられないと思います。ゴルフは重要なビジネス・ツールだと思います。」

(辞めようの会)「うーん、ゴルフですか、、、。私は賛成できないな。」

(Iさん)「私もゴルフが特に好きというわけではありません。ただ、パソコン、携帯電話とゴルフはビジネスパーソンにとって欠かすことの出来ないツールです。」

(辞めようの会)「その辺りのことは私にもよくわかります。ですが、ゴルフが環境破壊の元凶になっているという事実、この全き事実についてどうお考えですか?」

(Iさん)「私はむしろ、ゴルフよりボーリングをビジネスツールにすればいいと思っています。接待ボーリングですよ。“部長、ナイス・ストライク!”とかいうわけです。ただ、イギリス人がそれを許さないでしょうね。」

(辞めようの会)「彼ら、イギリス人でさえ、日本の企業文化には口出しをすることはできまいと思いますがね。Iさんとしては、国際社会の中で日本企業のライバルになるであろう国々というのは、ヨーロッパの国であると考えていますか?」

(Iさん)「いいえ。これからはヨーロッパなんかよりも中国企業が非常に怖い存在ですね。彼らは、安い製品をバンバン国際社会に出してきますからね。こちらも工場を人件費の安い海外に移さないと太刀打ちできません。」

(辞めようの会)「工場を海外に移転することによって、国内の産業が空洞化していき、日本の労働者の職がなくなるということは、それについてはどうですか?」

(Iさん)「空洞化はすると思います。ただ、工場を日本に置いたままだと価格競争に負けて会社の利益が出なくなり結局はリストラをして人員を減らさないと会社が倒産してしまうわけです。例えば、日本人一人を雇う給料で、中国人ですと二十人雇えます。ですから、日本の企業が中国に工場を移しているわけです。」

(辞めようの会)「国内に新しい産業をどんどん興していくということしか解決の道は無いんですかね。つまり、職にあぶれる人をどうするか?という問題がおそらく、もっと現在よりも深刻な形で生じてくると思うんですよ。」

(Iさん)「職にあぶれる人は、ほっとけばいいと思います。これから少子化ですから、職にあぶれる人も自然に減るでしょう。」

(辞めようの会)「それじゃ、ファシストではないですか。ファッショの思想に近いと思いますね。いや、ファッショそのものですよ!」

(Iさん)「経営者はみな、大なり小なりある種のファシストであると思いますよ。」

(辞めようの会)「そのファシストに喜んでなろうとしている、いや、なりたがってウズウズしているIさんの考えは私にはよくわからない。Iさんは若いのに、もうすでに黒塗りの運転手つきのセルシオや、クラウン、プレジテント、BMW、ベンツ、アウディーなどの高級車に乗り、豪遊することを夢見ていますね。」

(Iさん)「いいえ。私はセルシオやクラウン、プレジテント、BMW、ベンツ、アウディーなどの大衆車に乗りたいと夢見ているような小粒な男ではありません。私が乗る車はアストン・マーチンです。アストン・マーチン、もしくはリンカーン・ナビゲーターか、ハマーです。」

(辞めようの会)「見せびらかしの消費という意味ではそれは同じことだと思いますがね。」

(Iさん)「否。アストン・マーチンは、セルシオやクラウン、プレジテント、BMW、ベンツ、アウディーなどの見せびらかしの大衆車とは一味も二味も違います。」

(辞めようの会)「アストン・マーチンは価格でいうといくらぐらいですかね?」

(Iさん)「数千万だと思います。窓ガラスは強化ガラスで三センチくらいの厚みがあり、ライフルでも撃ちぬけません。へへ。」

(辞めようの会)「経営者になって大金を稼ぐとなると、誰かから命を狙われるから、やっぱり車のボディーは頑丈でないといけないと思っていますか?」

(Iさん)「ええ。頑丈であることに越したことはないですね。」

(辞めようの会)「しかし、アフリカの飢餓という問題がまだ残されています。」

(Iさん)「アフリカは、ビジネスに関係ありません。それは政治の問題です。」

(辞めようの会)「ビジネスの地域戦略上、アフリカは軽視しているんですね。」

(Iさん)「軽視といいますか、そもそもアフリカには資本主義の精神が根付いていませんので企業レベルではどうにもなりません。彼らにはまず教育が必要であると思います。」

(辞めようの会)「Iさんにとっての教育とはどのようなものですか?」

(Iさん)「現在の国際社会においては、資本主義を精神を徹底的に叩き込むことです。」

(辞めようの会)「Iさんにとっては、道徳であるとか、哲学であるとか文学上の問題、あるいは真理の追究、この地球上における様々な社会問題はどうでもいいと思ってらっしゃるんですかね。」

(Iさん)「アハハハハ。そんなことはありませんよ。企業道徳や企業哲学は重要であると考えています。環境問題などの社会問題もこれからの企業においては重要になってくると思います。ただ、文学上の問題は企業の利益に貢献しませんからねぇ。」

(辞めようの会)「利益の追求にこれからの人生を賭けるという感じですね。」

(Iさん)「それも重要ですが、それよりも私が欲しているのは権力です。」

(辞めようの会)「政治的な野心をお持ちなんですね。」

(Iさん)「(ニヤリとしながら)私は野心家です。あなたには野心が無いのですか?」

(辞めようの会)「野心が無い人間というものに、私は会ったことがありません。どんなに世俗のことには無関心という態度を取っている人間であれ、その人間の脳を解剖してみれば、そこには何らかの欲望のカオスがうごめいているものであって、野心の存在を否定することこそ、ばかげたことはないと思います。」

(Iさん)「そうでしょう。私は人より、ほんの少し野心が強いだけです。あなただって、いい女をガンガン抱きたいでしょう?」

(辞めようの会)「快楽の問題は、酒池肉林の分野だけではありますまい。ただ、肉の欲望を断つというような試みというのは、それは一つの精神の冒険としては評価すべきでありますけれども、そうではあっても、やはり、エロティシズムというのは人間が生きる上での原動力になっていると思います。」

(Iさん)「そうでしょう。アフリカの飢餓の問題は、政治が何とかしなければいけない問題であると思っています。ただ、いい女を抱いて私の男根が良心を失っているときは、そんなことはどうでもよくなっています。あなただってそうでしょう?」

(辞めようの会)「いや、私はその行為の間でさえ、また、行為が終わった後も、行為の相手にマルクス主義がいかなるものであるか説教するという、、、それくらいの観念的な人間であると自負しています。」

(Iさん)「うそおっしゃい。あなたは正直者ではない。そんな人間、私はまだ会ったことがない!」

(辞めようの会)「ところで、研修中の愛情の問題についてはどうでしたか?何か、浮いた話はありましたかね?」

(Iさん)「工場には、女性が極めて少ないので浮いた話はありませんでした。私は自慰行為に徹していました。きゃっきゃ。」

(辞めようの会)「それも寂しい話だな。」

(Iさん)「ええ。だから、欲しいのです。権力が。」

(辞めようの会)「権力者の周囲に女性たちが群がるという構図は、今に始まったことではないですからね。男たちは酒池肉林を求めて、権力を得ようとする。Iさんもパワーエリートを目指している動機の裏側には、とてつもない大きな性欲がある。そうでしょう。」

(Iさん)「ええ。ほぼ正解です。」

(辞めようの会)「私は不正直、不誠実のレッテルを貼られようとも、アフリカの飢餓について訴えていかなければならないと思っています!たとえ、私のセックス・ライフが貧弱なものになろうともね。」

(Iさん)「アフリカの飢餓について、訴えていかなければならないというところには条件つきで賛同できます。男根が良心を失っていないという条件つきでね。」

(辞めようの会)「Iさんの男根はいまだ、良心を保っていますか?」

(Iさん)「今現在は、良心を保っています。ただ、金髪美女を目の前にして良心を保っていられる自信はありません。」

(辞めようの会)「Iさんが金髪好きとは知りませんでした。」

(Iさん)「金髪は好きですね。ただし、美女に限ってね。」

(辞めようの会)「美女の定義は?」

(Iさん)「美女は定義付けできないと私は考えています。しいていうなら、私にとっての美女の定義は私の男根が良心を失ってしまう女性です。」

(辞めようの会)「それこそ、愛ですよ。愛は理屈を超えたものだと思います。」

(Iさん)「ええ。小理屈ではないです。あなたは金髪は好きですか?」

(辞めようの会)「はい。大好きですよ。この辺りの議論というのは、非常に民族であるとか、人種の問題がからんでくるから、色々と厄介ではありますけれども、それでもやはり、米国の“Perfect10”であるとか、“ハスラー”、“ペントハウス”、“プレイボーイ”などの一連のピンナップ雑誌を見ると、心が躍りますね。これらの雑誌がたとえ特定の人種の女性に偏りすぎているという事実があったとしても、それでもやはり、心躍るという現実があって、その現実の前ですべての立派な志であるとか、観念の世界で描いていた理想というものが吹き飛び、淫らな妄想の塊になってしまう。いや、これは人間としての業の問題だ。私は聖者でも何でもない、ただの男です。」

(Iさん)「では、あなたはその一連のピンナップ雑誌を目にすると、マルクス主義がいかなるものであるかということも吹き飛んでしまうのですか?」

(辞めようの会)「オフコース。マルクスもレーニンもトロツキーも、どうでもいいことです。所詮、思想というものはピンナップの誘惑には勝てません。」

(Iさん)「アハハハハ。あなたも私も本質は一緒だ!」

(辞めようの会)「そうかもしれません。ただ、私は資本憎しという姿勢だけは堅持しています。ピンナップの金髪の肉体がどれだけ素晴らしかろうとね。」

(Iさん)「いいや。あなたはピンナップ雑誌を目の前にすると資本憎しという姿勢さえも吹き飛んでしまうでしょう。これだけは断言できる!」

(辞めようの会)「いや、そこには葛藤があるんですよ。Iさんには分かってもらえないことかもしれないが。自分はどちらかといえば、つまり、思想的に右が左かといったら、左の人間だと思います。この左翼というのは、口では立派なことをいい、社会をよい方向に導く人間だと、自分で思っている人間が多いと思いますけれども(かくいう私もそうです。)、そうであるからこそ、理屈を超越した肉体の誘惑というものに遭遇したときに、とてつもない葛藤が起こるわけです。“この娘、いい尻をしていやがる!ケシカラン!”という話になる。」

(Iさん)「葛藤があるのはわかる。だが、その葛藤の末に行き着く先は決して“資本憎し”という姿勢ではない。行き着く先は“この金髪娘め、いい尻してやがる!ケシカラン!”つまり、一言でいうと“プッシー憎し”、だ。」

(辞めようの会)「プッシーって何ですか?」

(Iさん)「とぼけるのはやめなさい。プッシーはあなたが大好きなものですよ。」

(辞めようの会)「どのような思想の持ち主であれ、プッシーが嫌いだという男は存在しないということは、そこまでは私も否定しません。しかし、自分としてはこのプッシーを前にしたあと、そして、プッシーを慈しんだあとの、その淫らな感情に対して、私の場合ですと、憎しみの感情が湧いてくるのです。私自身は、聖職者のような高貴な感情を持っていると自負しています。しかし、プッシーのせいで、その感情が汚されるのです。これはいかがものか。」

(Iさん)「何?プッシーに対して、憎しみの感情が湧いてくると?私の場合は、醜悪な臭いを放つプッシーにしか憎しみの感情が湧いてきません。あなたの場合、無臭のプッシーにも憎しみの感情が湧いてくるのですか?」

(辞めようの会)「ええ。そうです。プッシーのせいで、私の脳に宿る崇高な感情も理想もすべて吹き飛んでしまう、その事実が憎い。そのために、プッシーが憎くてしょうがなくなってしまうのです。」

(Iさん)「プッシーを憎んではいけません。特に、無臭のプッシーはね。プッシーには罪はない。そう断言できます。」

(辞めようの会)「そろそろ、お時間になってしまいました。」

(Iさん)「では、あなたはアフリカのプッシーについてどうすべきだとお考えですか?」

(辞めようの会)「大変、残念ですが、もうお時間です。大変、楽しい議論で、時間が過ぎるのがとてもはやかった。また、お会いしましょう。」

(Iさん)「そうですか。では、アフリカのプッシーはほって置けばいいということですね?」

(辞めようの会)「アフリカには、アフリカのプッシーが存在し、そこにもプッシーの誘惑があるには違いありません。でも、私はどうしても、ヨーロッパ大陸、アメリカ大陸のプッシーにエキゾチシズムを感じ、アフリカは想像もつかない領域です。なにしろ、アフリカのプッシーを見たことがないというくらいですから。」

(Iさん)「私はね、そこにアフリカの飢餓の問題の本質があると思っているんです。」

(辞めようの会)「なるほど、確かにそれには本質があるかもしれません。誰も、アフリカのプッシーに興味がわかないのと同じで、いや、“誰も”という言葉が語弊があるとすれば、アフリカのプッシーに興味が湧く人間が、アフリカ大陸以外の人々で、その絶対数が少なければ、やはり、本気でアフリカの飢餓の問題に取り組もうとはしないでしょう。」

(Iさん)「ええ、逆を言うと、アフリカの飢餓の問題に本気で取り組んでいる人たちはアフリカのプッシー、あるいはペニスが大好きな人たちなのです。現在のところは少数派ですがね。」

(辞めようの会)「プッシーやペニスの好みというのも、かなりメディアが操作しているとは思うんですよ。」

(Iさん)「ええ、メディアの中でもアフリカのプッシー、あるいはペニスが好きな人間は少数派であるんだと思います。」

(辞めようの会)「メディアが盛んに、アフリカのプッシーとペニスを露出するようにすれば、アフリカの飢餓の解決に役立つと思いますか?」

(Iさん)「ええ。長期的な視点で見れば役立ってくると思います。それは教育にもからんでくると思います。」

(次号へ続く)

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