明日、会社を辞める方法(退職マニュアル)
退職までの流れ
(間違った退職の仕方は、こちら)
民法上は2週間前までに退職の意思を告げることとなっています。
でも、ここでは「明日、退職したい」ときのステップをまとめています。
1.退職の意思を電話で会社に伝える
通常は1〜3ヶ月前。しかし、明日、会社を辞めたいと思っているあなたは、そんなことは言っていられないはずです。
まずは直属の上司に電話で伝えます。引止めにあうこともありますが、そのときはまず、「退職する意思」をはっきりと伝えることです。
それでも相手が引き下がらない場合は、
@いきなり、どもって喋る
A「すみません、死、死、死にたいんですが、、、。」と伝える
B「私が退職しないで通い続けて、もし過労死や、自殺をしてもあなたは責任を取ってくれるんですか?」と問い詰める
C「ウヒー!」などと奇声を発してみる
D吐くまねをしてみる(電話で向こうからはこちらの顔が見えないので、“吐くまね”はとても効果的です。)要するに、「ちょっと頭がヘンになったフリ」をすることで、こちらを引きとめようと思っていた上司も、あきらめることでしょう。
上記の@〜Dの作業を行なえば、たいていの上司であれば、あなたを引き止めることをあきらめます。
※「台本」を作っておくと、冷静に対処することができます。
2.退職日の相談
自分の都合だけ考えて相談しましょう。相談しても、ラチが明かないときは、一方的に「退職する旨」を伝えるだけで結構です。
3.退職願の提出
上司の了解が得られても得られなくても、退職願を提出します。まずは、ファックスで、退職願を会社に送ります。その後、配達記録郵便を用いて、退職願を郵送します。
※退職願の書き方はこちら
4.退職日までの給料を受け取る
給料が銀行振込の場合、期日を指定して会社に退職日までの給料を振り込んでもらわなければなりません。その場合、「給料支払いに関する指示書」を会社に配達記録郵便を用いて郵送します。この指示書は、コピーをとっておくことも忘れてはなりません。
5.業務の引継ぎをする必要はありません
一般的には、仕事のやり方を教えたり、書類・資料などを渡したり、後任者を連れて得意先を回ったりすることになっています。(しかし、もう明日からは会社に行かなくていいのですから、正直な話、「引継ぎなんて、めんどくせえや!」という気分になっているはずです。そのまま、ほったらかしにして去りましょう。)
6.身辺整理
会社に返却するもの、会社から受け取るものの確認。会社にこれ以上、出社したくない場合は、郵送で済ませましょう。
※会社への荷物の郵送は、ゆうぱっくが便利です。
<会社に返却するもの>
□ 健康保険証
□ 身分証明書
□ 名刺
□ 通勤定期券
□ 社費で購入した文房具類、図書
□ 制服、作業着
<会社から受け取るもの>
□ 離職票
□ 源泉徴収票
<会社が保管していれば、返却してもらうもの>
□雇用保険被保険者証
□年金手帳
7.退職
<参考記事 ほかにもある退職の仕方>
■上司を怒鳴って退職
■退職願を出さずに退職