退職願の書き方



退職願はタテ書きの場合と、横書きの場合で書き方が多少、異なります。
普通は、タテ書きで退職願を書くことがほとんどですが、退職するときの気分によって、タテ書きと横書きを使い分けることも一興でしょう。

退職願に書くべき必要な要素


  • 退職願の届出年月日
  • あて名
  • 届出者の所属・氏名・押印
  • 退職理由
  • 退職期日

上記の要素をもれなく退職願に記入すれば、退職願は完成します。
次に、退職願のサンプルを見てもらいながら、説明します。

縦書きの場合の退職願


退職願 縦書きの場合 「退職願 このたび一身上の都合により、平成十八年○月○日をもって退職いたしたく、お願い申し上げます。」

退職願の書き方のポイント

1、退職願は、封筒に入れて提出しましょう。

2、退職願の筆記用具は、鉛筆以外なら何でもよいでしょう。

3、文字は出来るだけ丁寧に書くこと。

4、自分の名前の後に印鑑を押すのを忘れずに。

横書きの場合の退職願


退職願 横書きの場合 私こと、このたび一身上の都合により、平成18年○月○日付をもって退職したいので、ご承認くださるようお願いします。

さて、ここまでが「一般的な退職願の書き方」です。
こういった退職願を書いておけば、世間的に、社会的にまず問題ないといってよいでしょう。

ここからは、明日、会社を辞める際に提出する退職願を紹介します。

明日、会社を辞める場合の退職願の書き方



退職願

平成18年○月○日

株式会社○△商事
社長 何某ソレガシ殿

所属 営業部

氏名 河野伸介(印)

私こと永い間いろいろとお世話になりました。私は日常業務に耐えない肉体的不安とを覚えますため、平成18年○月○日付をもちまして退職したいのでご承認くださるようお願いします。

肉体的不安の具体的症状につきましては、発熱性消耗性疾患が原因と思われます心臓を突き刺すような激痛と、脳内神経細胞があたかも爆発せんとするかのような、すなわち退職に対する日々増加する憧憬と精神的不安が入り混じった感情から誘発される妄執を軸とした日本国的不安であります。

ここに退職願と、あわせて、これまで私をご指導いただきました方々に、心からお礼を申し上げるとともに、これまでの私に対する圧制、抑圧、誹謗中傷の数々に対して抗議し、また同時に謝罪を求めたい気分ではありますが、私自身、健忘症なものですから、過去の貴社の過ちはすべて水に流すことを決定いたしました。

私の突然の退職が引き起こすであろう、社内の人事的混乱に関してましては、深く反省すると同時にまた、瞬時にそれを忘れ去って、自らの新しい未来の扉を開き、今後も日々精進していく所存であります。

以上


解説

なぜ、このような退職願にしなければならないか?というと、「明日、退職したい」方は、会社のあなたの上司や人事の人間に対して、「こいつはちょっと頭がヘンになったのではないか?」と思わせなければならないからです。

「明日、会社を辞める方法」について詳しくはこちら

出来れば、通常の退職願と併せて、この「明日、退職するための退職願」を同時に提出することが望ましいでしょう。


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